「夜寝付けない」「朝早く目が覚める」「寝た気がしない」など不眠はとてもつらい症状です。 更に、十分な眠りが確保できないことによって、集中力・記憶力・思考力が低下したり、気分や情動が不安定に陥ることがあります。
不眠の原因は様々で、病気でなくてもショックな出来事や強いストレスを感じたときなどに不眠になることがあります。 またうつ病や神経症などのこころの病気やホルモンのバランスが崩れるなどのからだの病気でも不眠というかたちで症状が出始めることもあります。
そのなかでもストレスは様々な病気に発展していく可能性を持っています。 ヒトはストレスがあると眠気を感じるのですが、いざ眠ろうとすると「眠りが浅い、熟眠感がない」ということになり、更にストレスが増え、心も身体も休まらずにそのひずみが「病気」という形で表れることがあります。
また睡眠は、単に眠れば良いというものではなく、その質も重要です。 脳は日中膨大な量の情報を処理していますので、夜に充分に休ませないとオーバーヒートを起こしてしまいます。そのためにも「良い眠り」が大切になります。 睡眠には浅い眠りと深い眠りがあり、これが交互に繰り返されて、脳も身体も休養が取れるのです。
特に深い眠りは脳にとって重要で、睡眠時間が短くても眠りが深ければ「たっぷり寝た」という実感が得られやすくなります。
ですから単に睡眠薬を服用して眠れればよいという問題ではなく、不眠の原因をしっかりと見極め、 眠りの質を改善するように適切な処置をすることが大切です。
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